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コカ・コーラの原液ってどんなもの?レシピは作れるの?

『コカ・コーラ』は世界中で愛飲されている炭酸飲料です。

そのせいでしょうか、コカ・コーラにまつわる「伝説」はたくさんあります。

そこで、水に関わることにもなりますので、コカ・コーラのレシピをなんとか自宅で製造できないのか?という裏事情に迫ってみました!

代表的なのはコカ・コーラのレシピに関するものや、コカ・コーラ伝説のウラを知りたい人は是非チェックしてみてくださいね。

コカ・コーラの伝説とは?

コカ・コーラ伝説にはさまざまな伝説があります。

コカ・コーラの原液については実は詳細なレシピや、作り方などは当然ながら「出回っていません」

オレンジジュースや、トマトジュースを自宅で作ることはできますし、たとえばその他の飲み物は製造することはできなくはありません。

ただ、コカコーラに関しては原材料名は書かれているものの、レシピが出回っていません。

炭酸水・砂糖・着色料などのフレーバーを使っている?

コカ・コーラの缶には「炭酸水・砂糖・着色料」などのフレーバーを使っていて、リン酸、砂糖、カフェインなどが含まれていると書かれています。

そして謎なのが「自然由来のフレーバー」の部分。

実はこの部分は社員すら知っておらずたった2名の社員しか知らないとまで言われています。

コカ・コーラの成分
コカ・コーラ社が香料のレシピを公開していないことから、原材料に関しても様々な都市伝説が生まれている。
そのひとつに、コカ・コーラのレシピを知っているのは2人の重役だけというのがある。2人である理由は1人が突然事故などで死んでももう1人が知っているので存続できるからである。それ故この2人が同じ飛行機に搭乗することはないという。
ブタの血が材料に含まれているという噂が流れたときには、ブタの食用を禁じるイスラム教徒への売り上げが激減したという。

コカ・コーラは特許を取らない?その事情とは?

コカコーラは特許を取らない、と言われています。

その理由は、コカ・コーラを特許にすると、レシピが公開され、いずれは同業他社に真似されてしまうから。

そこで、コカコーラ社は、原液だけを製造し、それを世界各国に輸出し、現地の水で何万倍にも希釈して製品にするという手法をとっています。

このため、原価を何万、何十万倍にして売ることができると言われていて、ボロ儲けすることができると言われています。

原液を生産しているのは、ジョージア州アトランタ。

ここだけで原液を生産し、そのレシピを知っているものはごくわずかの人だけといわれているんです。

実際にこの伝説は本当なの?大部分が本当!

コカ・コーラのこの伝説は本当なのでしょうか。

実は伝説は嘘ではなく「大部分が本当の話」だそうです。

実際には、コカ・コーラの本社であるジョージア州アトランタにある「ワールド オブ コカ・コーラ」内にある特別な施設の中に、こちらのレシピは保管されております。

なお、こちらに移されたのは2011年12月のこと。それ以前はアトランタの信用金庫内で保管されていました。

原液が製造できるのは、アメリカだけではない

ただ、コカ・コーラの原液についてはアメリカ以外にも製造しているところはあるそうです。

こちらは、本コカ・コーラ株式会社 広報・パブリックアフェアーズ本部の佐藤克哉さんが正式に「マイナビウーマン」で答えていること。

コカ・コーラの原液を製造しているのは、日本国内にも1カ所あるそうで、これが、滋賀県の原液工場だそうです。

日本コカ・コーラ株式会社 守山工場

 

これは滋賀県の守山工場であり、日本では作られているものの、未だにレシピは公開されていません。

コカ・コーラにまつわる伝説はなぜこれほど多いの?

コカ・コーラに関しては「レシピを知っているのは2人だけ」、「原液を保管されているのは世界中に一箇所だけ」と数多くの伝説がありました。

これだけコカ・コーラにまつわる伝説が特に多いのはなぜなのでしょうか。

コカ・コーラは、1886年の誕生以来、125年以上にわたり文化や国境を越えて、世界中で老若男女に愛され続けています。

「喉の渇きを潤す」だけではなく、コカ・コーラに関してそういった伝説が多いのは、アートやファッション、音楽、スポーツなどさまざまなカルチャーに影響を与えていること。スポーツ界でも、コカ・コーラは現在なくてはならない存在であること。

革新的な飲み物であり続けていることなどが理由ではないかなと思います。

コカ・コーラはそれだけ、世界的な飲み物であり、人々の毎日の生活(ライフスタイル)に根付いていることの表れなんですよね。

まとめ

このように、徹底したセキュリティの中で守られてきた「コカ・コーラ」。

レシピがもれないように徹底されているのは、企業の利益を守る他にも、その本来の味を崩さない、そしてコカ・コーラのブランドを守り続けたいという社員の意志であり、コカ・コーラが現在の地位を確立できているのもこの徹底ぶりの成果であると思われます。

コカ・コーラのレシピが出回ってしまえば、コカ・コーラの価値は半減してしまいます。

世界一の大企業であるコカ・コーラだからこそ、レシピが出回らないようにこれほどまで厳重に管理をしているのですね。

これには感心してしまいます。

コカ・コーラに使われている原液は未だに不明であり、どのような水が使用されているかも不明なので、知りたい方は、コカ・コーラの社員になるしかないかも知れません。